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SNS?生配信?コミュニティ? タレント・アーティストに効果的なアプリの選び方 #2 |セミナーレポート

前回は、マインドシェアを高める為に、タレント・アーティストのプロモーションにおいて効果的にアプリを活用する必要性に関してお伝えしました。
#1はこちら
その上で、どのアプリを使ってプロモーションすべきか、それぞれのアプリの特徴について深掘りしていきます。

スピーカー:THECOO株式会社 代表取締役CEO 平良真人

目的と収益性から考える ジャンル別アプリの特徴

アプリにはどういうジャンルがあるのか、まず、アプリの整理をさせて下さい。タレントさんやアーティストさんのアプリ使用の理由としては、プロモーションする・自分のファンを増やしていくという側面と、ファンに対してファンサービスをしていく・熱量を高めていくという両軸があると思います。その両方がある上で、収益化ができるかとのバランスがとても大事になるかなと思っています。

その両軸から考えて、今、有名なアプリを分類していくと、ソーシャルネットワーク、SNS と呼ばれているもの。ライブ配信系と呼ばれているもの。弊社が運営しているようなコミュニティのサービス。大きく分けるとこの 3 つに分けられるかと思います。

まず、SNS の中で一番収益性が高いのは、YouTube です。収益性はあまり高くないけれど、非常に多くのユーザーが使っていて、拡散性があるのは、Twitter 、Facebook、 Instagram、TikTok です。
配信サービスは、それぞれ特徴はあるのですが、それぞれ非常に収益性が高いです。各社呼び名は違うのですが、投げ銭やギフティングと呼ばれているような、ユーザーが何かしらのアクションを起こしお金を共有するという仕組みがあります。
そして、最後に、fanicon のようなコミュニティーサービス。コミュニティーごとに異なるものの、それなりに収益性は高いかなと思っています。
それぞれファンベース、つまりファンの熱量を高めていく方法と、ファンを獲得する方法、広がりを持たせる方法で分類されていると思って下さい。

手軽さと拡散力に優れた Twitter、 Instagram、Facebook

まず、情報の拡散に優れ、主にプロモーションルートのサポート、簡単に言うと、新しいファンの獲得に優れているアプリのジャンルである、SNS 系のアプリを詳しく分類をさせていただきます。まずは、Twitter、Instagram、Facebook。それぞれの特徴を説明させて頂きます。

Twitter はやはり拡散力があります。ユーザー数が多いというのもありますが、ユーザーが簡単に拡散しやすい仕組みがあり、リツイートしたりシェアのしやすさがあると思います。良い面でも悪い面でも炎上が一番起きるSNSだと思います。
Instagram に関しては、運用の負荷の低さが中程度になっています。世界観を大事にして、その人のイメージやブランドイメージをきちっと伝えていくことが可能なSNSなので、中途半端な動画や写真をあげることがなかなか難しい。その分、世界観をきちんと伝えることができ、そういうものを期待するユーザーが多いです。
最後にFacebook は、台湾やインドネシアなどアジア圏においては拡散力があります。インフルエンサーマーケティングにおいて、台湾・タイ・インドネシアでは Facebook を外して考えることはない。日本においてはと敢えて限定して話させていただくと、拡散力は少ないけども運用は比較的簡単です。その上、Twitterよりも情報量が多いので様々なフォーマットで情報を届けることができます。

収益性があり、世界中に拡散可能なYouTube

YouTube はやはり収益性が高いです。その一方で、動画一本作るのにとても手間がかかります。昔は簡単に再生回数が上がったのですが、今は YouTuberと呼ばれるような、それを専門にする人達が沢山いるので、「ユーザーに見てもらう」という点でも戦っていかなければならず、他の SNS より難易度が高いです。ただ、1 再生あたり広告収入がつく形なので、収益性は非常に高いです。
言えることは、YouTube は日本全国民が見ている、つまり、Yahoo! のトップページと同じと思っていだいて構わないと思います。YouTube というと、「小・中学生が見ているやつね」という印象があるかもしれませんが、それは厳密には違って、小・中学生が見ていると思われているものは、ある特定のYouTuberと呼ばれている人達です。私が YouTube を見る時は、サッカーの試合のダイジェストを見たり、音楽を聞いていたり、自分の好きなことに関して見ていることが多いです。実際、私の母も71歳になりますが、めちゃくちゃYouTube を見ています。老若男女関係なく、様々なデバイスで YouTube は見られています。

もう一つ、今 1 番 YouTube が見られているのは、スマホなのですが、2 番目はパソコンじゃなく、テレビです。テレビで YouTube を見るようになったんです。Fire TV Stick とか、Chromecast とか、テレビと Wi-Fi を繋げてYouTube が見られる環境になって、テレビで見ている層と PC で見ている層が逆転をしています。それくらい今、テレビというデバイスで YouTube は伸びていて、それは日本だけでなくアメリカも同じです。世界中で同じことがおきており、YouTube がどれだけお茶の間に浸食してきているかは、データをもっても照明されています。このことからもわかるように、特徴のある動画・注目される動画を作って見られると拡散力は非常に高いと言えます。

余談になるかもしれませんが、日本の YouTube で見られているのは日本人ばかりなのですが、他の国は、国を越えて世界中で見られています。どちらかというと、国というよりも言語圏で見られています。英語圏、スペイン語圏というように。日本だけ日本のコンテンツは日本人しか見ない。これは残念な状況で、日本のコンテンツをいかに海外に発信していくかという観点でコンテンツを作っていくと、世界に拡散するチャンスは物凄くあります。そこが今一番もったいない状況なのかと思っています。
上手な方は、翻訳ツールを使って、初めからコンテンツを英語で作っておいて、その英語をファンに自国の言語に自主的に訳してもらっています。ファン同士が共同で訳して、各国の言語で見られるようにするともできるので、YouTube は海外進出・海外へ拡散したいと考えている方は上手く使えば大きなチャンスがあるかと思います。

若者へのリーチを狙うならTikTok

そして TikTok は、去年流行語大賞にもなったくらい急激にユーザーは増えています。拡散力もとても高く、アルゴリズムで新しくあげた動画をすぐに見てもらえるように調整されていたりと、拡散力においてYouTube を凌ぐケースもあったりします。ただ運用の負荷の高さで言うと、ある程度おもしろい動画を作らないといけないので、クリエイティブの領域で手間がかかってしまうのかなとは思います。一番大きなメリットは、若い方にきちんと届くことかなと。

選び方のポイントをまとめると、SNS 系のアプリはプロモーションツールとして、全てのジャンルの方に必須かと思います。ファンを獲得していくという意味では、SNS 系のアプリはとても大事になります。全部使うとなると運用が大変なので、優先順位をつけて、それぞれの目的にあわせてアプリを選んで運用してみるのが一番良いと思います。

新規プロモーションとファンサービス どちらも可能な配信系

配信系のアプリは、ファンを獲得していく軸と、ファンとの距離を縮めて熱量を高めていく軸の中間点にあるので、うまく使えば 1 つで 2 つおいしいジャンルのアプリになります。そして、収益性も高いので、非常に多くのプレイヤーがここに参入している状況になります。ただ、一般ユーザーの中で人気を博している方々もたくさんいて、そういう方々と横並びにはなりますので、それをリスクと考えるかチャンスと考えるかは、それぞれマネジメントの考え方次第です。

主なアプリに、SHOWROOM、17、Line Live。他にもたくさんの配信系のアプリはあると思うのですが、どれも 4 つの軸においての差はないと考えています。収益性はある程度ありますし、ファンとも近くて、面白い配信をした時は拡散もされます。ただ運用の負荷があります。どうしてもライブ配信をしないといけないので、時間は拘束されますし、どこか場所も用意しなくてはいけないということも考えると、運用はそんなに簡単ではないです。
面白い所は、それぞれのアプリにとって特徴がある所だと思います。SHOWROOM はアイドルという領域で多くの人達が配信していて、アイドルの方からすると、新規ファン獲得の場になります。17Live などは海外のユーザーが多いので、そこに対して価値を提供していける、海外ファンを獲得していくという面では良いと思います。
配信系のアプリは、収益性は非常に高いのですが、それぞれ時間の拘束があったり、運用する手間がかかってしまう側面はあるので、どういう目的で配信するか、海外に進出したいとか、それぞれ適切な観点でアプリを上手に選択し使って頂けたら良いのかなと思っております。

ファンの熱量を高め、ファンベースを広げる fanicon

最後に、コミュニティー系のアプリです。これは、ファンベースの領域をサポートするアプリになります。なので、ファンを多く増やす目的というよりは、ファンの熱量をどんどん高めていく、コアなファンの方々を満足させるという領域だと思います。

弊社のサービスだと fanicon になるのですが、月額課金制のクローズドのコミュニティになるので、拡散力はあまりないです。一方で、コアなファンの方々が満足できる。満足できるからこそ、その方達が収益を還元してくれるという特徴があります。運用の負荷に関しても、そこにコミュニティ主としてタレントさんやアーティスさんがいることが大事で、特に本人が頻繁に発信しなくても、ファン同士がコミュニケーションをおこなってくれるため、運用の低さは非常に高いのかなと思っています。
皆さんファンを増やしていくというのは念頭にあって、それをずっとやられていると思うのですが、一方で、どんな方でもコアなファンは必ずいらっしゃいます。そのコアなファンの方を満足させれば、自然とその人達が新しいファンを巻き込んで、ファンベースを広げてくれると考えると、はじめからコミュニティをうまく使って、コアファンの方々を満足させていく、熱量をあげていく事もとても大事になると考えています。

最後にまとめさせていただくと、まずSNSに関しては、目的が合うものに絞って、それぞれうまくファンを増やしていくこと。配信系のアプリは、それぞれの配信アプリの特性を見極めて、目的を定めて使ってください。コミュニティに関してはまだまだ使っている人が少ない状況だと思いますが、初めからコミュニティを立ち上げて、コアファンの熱量を高め、その人達が他の人達を巻き込んでいくという良い循環を活用していただければと思っています。


SNS?生配信?コミュニティ? タレント・アーティストに効果的なアプリの選び方 #1
SNS?生配信?コミュニティ? タレント・アーティストに効果的なアプリの選び方 #2


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