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David Bowieが予見したインターネットの未来とファンコミュニティ / 連載 : タイライム

今日も、またまた私が大好きな David Bowie の話(笑)。

1999 年に彼が予見したインターネットの未来という記事がある。
ここで彼は、以下のように予言している。


「 アーティストとオーディエンスの関わり方がよりシンプルになることを非常に好ましく思う 」

「 少なくとも70年代中期まで人々は絶対的で一つの作られた社会の中で生きていると感じていたんだ。そこでは真実か嘘か、黒か白といった一元的な考えしかなかった。二元的、多元的なものなんて存在していなかったんだ。だけど 70 年代に入ってそれは変わり始めた。どんな問いにも常に 2 つ、3 つ、4 つ、5 つの答えがある。単一性は完全になくなった。そしてインターネットのようなメディアが生み出されたんだと思う。我々は今完全に断片化した世界にいるっていうことさ 」

「 そうだよ。僕はもっと具体的な話をしているんだ。コンテンツは僕たちが想像できるようなものとはまったく異なったものになる。ユーザーとプロバイダーがより親密にコミュニケーションすることによって、人々が今持っている、メディアはこういうものだという概念は打ち壊されるだろう 」


そして、2019 年時点ではストリーミングサービスや YouTube によりアーティストが直接オーディエンスに音楽を届け、検索技術の進化により情報の非対称性が小さくなることでオーディエンスの趣味嗜好が断片化し、SNS が浸透したことによりアーティストとオーディエンスの境目がなくなり、1 億総クリエイターになった。つまり、多くのインターネット上で提供されるサービスの普及によってエンターテインメントとそれを楽しむユーザーの関わり方が大きく変わってしまった。何かを表現したいという衝動にかられるアーティストは、インターネット以前、テレビ・ラジオの普及以前、いやもっというと活版印刷の普及以前からいた。アーティストの表現は、これらテクノロジーの進化に大きく影響を受けてきたし、オーディエンスもその表現の楽しみ方が大きく変わった。

ファンコミュニティサービスである fanicon も同様にテクノロジーの力を使って、アイコンが簡単にファンコミュニティを作って、コアファンがコミュニティ内で思いっきり楽しめる世界を提供している。
その fanicon のコンセプトを考えるときに最も参考にしたのが 宝塚歌劇団 の私設ファンクラブである。その仕組みについて詳細はここでは書かないが、ファンクラブに入っているコアファンは、宝塚歌劇団 の” 生徒 ”を駆け出しの頃から支援し、各組の頂点である” トップスター ”になっていく過程を一緒に応援していく。
ファンクラブで会員はどんな活動をしているかというと、1. 入り出待ちのガード、2. チケットの取次、3. 会総見・組総見、4. お茶会、5. お礼状・バースデーカードの発送、6. ファンクラブオリジナルグッズの販売、7. メール配信、等である。これらの活動を通しての得られる最大のメリットは、「 ファン友 」ができることである。7 番目の活動のメール配信以外はインターネットを活用して行なっている活動ではないかもしれないが、応援したいという気持ちを通して、一緒に生徒を応援していき、その活動を通してお互いが仲良くなっていく。一人で応援するよりも友達と一緒に応援する喜びは、好きだという思いが増幅するし、” トップスター ”にとってもそんな熱いファンの思いは何よりも心強く、安心安全な場所に違いない。

2017 年 12 月に fanicon をスタートした時には、たった 2 つの機能しかなかった。1 つは Facebook や Twitter のタイムラインに相当する” シーン投稿 ” 、もう 1 つは” 1 on 1 チャット ”。今では、グルチャ、ライブ配信、スクラッチくじ、会員証、チケット、EC、オフ会設定等のたくさんの機能が追加されている。これらは、ファン同士が仲良くなり、アイコンとコアファンが相互により知り合えるため、つまりファンコミュニティのための機能である。前述の宝塚歌劇団の私設ファンクラブの” 入り出待ちのガード ”の活動は、1 on 1 チャットの機能やオフ会と同等の目的だ。直接、ファンとアイコンがコミュニケーションできる場所を提供している。このようにインターネットを使ったテクノロジーがなかったら簡単にファンコミュニティを誰でも作ることなんてできなかった。

2019 年に David Bowie がデビューしていたら、自分の作品の表現手段やオーディエンス(ファン)との関わり方は、最大限に今のテクノロジーを駆使していたことだろう。そう思うとそんな新しいアーティストがこれからも出て来るだろうし、できる限りそのようなアーティストの活動を fanicon を通して支援していく。

平良真人( @TylerMasato

fanicon は、アーティストやタレント、インスタグラマー・ユーチューバーなどのインフルエンサー( アイコン)の活動を、コアなファン( コアファン )と一緒に盛り上げていく会員制のファンコミュニティ アプリです。


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